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鼻の病気


鼻茸 鼻ポリープ 症状鼻茸は、鼻の穴の粘膜の一部がふくらみ、小さなぶどう状の腫瘍になったものをいいます。鼻腔や副鼻腔の片側または両側にできます。

慢性的副鼻腔炎に付随する一つの病状で、別名鼻ポリープともいわれています、鼻の中の粘膜がきのこ状に水ぶくれになったものです。


鼻茸の原因とされるのは、慢性副鼻腔炎の合併症としてできるものと、アレルギー体質の人に、外部から鼻粘膜への刺激がおこってできるものなどが考えられます。


鼻茸の症状は、小さなものはこれといった症状がなく、大きくなってくると鼻づまりや鼻汁などがでるようになります。


鼻腔がふさがれてしまうので、鼻で息をすることが困難になります。また両側に鼻茸ができたときは、嗅覚がにぶります。


鼻茸は大きくなると、鼻孔からとびだしたり、咽頭のあたりまで突出して、垂れ下がることもあります。


通常は耳鼻咽喉科を受診して、鼻の入り口から鼻腔内を診察します。視診にて多くの場合、容易に判断がつきます。またその際、副鼻腔単純X線撮影をおこない、副鼻腔炎や鼻茸の重症度を診断します。


鼻茸の治療では、大きいものは切除されます。慢性副鼻腔炎に合併してできたものは、副鼻腔炎の治療によって、自然と治ってしまうことがあります。


アレルギーが原因で発生するものは、一度手術しても、再発をすることがあるので、アレルギーそのものの治療が大切になります。


慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎と深い関係のあるため、慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が治りきらない限り鼻茸もまた再発する可能性があるので注意が必要です。




急性副鼻腔炎 症状急性副鼻腔炎は、急性鼻炎から副鼻腔に二次感染が発症するものです。

風邪の感染などで、急性鼻炎に引き続き、粘膜の炎症が鼻腔から副鼻腔に波及しておこるのが、副鼻腔炎です。

副鼻腔内の粘膜がはれて厚くなったり、分泌物が多くなったりします。


粘膜がはれて、鼻腔と副鼻腔をつなぐ自然口といわれる小さな孔がふさがった状態になると、副鼻腔内の空気の入れ替えや分泌物の排泄が妨げられ、膿となって蓄積されます。この症状が急性副鼻腔炎といわれる症状です。


急性副鼻腔炎での主な症状は、鼻づまり、鼻汁、頭痛などの痛み、嗅覚障害などがみられます。


鼻づまりは、鼻腔内の粘膜がはれあがるために発生します。そして空気の通りがわるくなり口での呼吸を行うようになります。


鼻汁は、アレルギー性鼻炎のように水様に対して、急性副鼻腔炎は、はじめはサラサラであっても次第に黄色の鼻汁や粘りのある鼻汁に変わってくるのが特徴です。


急性副鼻腔炎ででてくる痛みは、炎症がおこった場所によって異なります。骨洞に炎症をおこしたときは、目と目の間や目の奥のほうが痛みます。


上顎洞の炎症では、頬部や歯の痛みをおこします。前頭洞の炎症では、おでこに痛みが発生します。

急性副鼻腔炎ではごくまれに、副鼻腔の炎症が、目とか脳にまで波及することがあります。


目に起こると視覚に異常がでてくることがあります。脳に及ぶと意識障害が起こることがあります。また急性副鼻腔炎がおこると、嗅覚障害をおこして臭いがわからなくなります。



慢性副鼻腔炎は、副鼻腔に膿がたまることでおこります。

慢性副鼻腔炎は、一般的に蓄膿症といわれています。副鼻腔に膿がたまった状態で、その多くは、急性副鼻腔炎が慢性化することでおこります。

急性副鼻腔炎は、抗生物質などの薬物療法によって比較的短期間のうちにそのほとんどがよくなります。

また、時間の経過と共によくなるケースもあります。

ただし、副鼻腔粘膜の炎症がおさまらないで長引いてしまうと、本来膿をだす働きをする粘膜の働きがなかなか回復しないで、細菌感染が加わってよけいに炎症が治りにくくなってしまうという悪循環に陥ります。

このような状態になってしまったものが慢性副鼻腔炎です。

風邪の症状をきっかけにして急性の副鼻腔炎になり、その症状が3ヶ月以上を続いてしまうと慢性副鼻腔炎に移行する例が多くなります。

なかには、急性副鼻腔炎からすぐに慢性副鼻腔炎になってしまったり、急性副鼻腔炎を何度も繰り返しているうちに慢性化してしまうこともあります。

軽度の風邪をひいてしまい、それをぐずぐずと引きずっているうちに、アレルギーなど、他の要因などと絡み合って慢性化することもあります。

急性副鼻腔炎が完全に治りきらないうちに、再び風邪をひいたりすると炎症が再燃してしまいます。

粘膜がはれあがり、洞の孔がふさがれてしまい、鼻腔への通気が悪くなり、分泌物がうまく排出されなくなってしまいます。

そこに細菌がついてしまうと、炎症はますます悪化をしていきます。細菌がつくる毒素も病態形式にかかわりをもっています。


嗅覚障害は、鼻が特に詰まっているわけでもないのに、臭いを感じることができなかったり、いつもより異様な臭いが感じるというものです。

命に危険があるなど切羽詰まったものではないので、重視されていませんでした。ここ数年、生活の質ということがいわれるようになり、嗅覚障害で、医師の診断を受ける人が増えていきました。

嗅覚障害は、臭いを嗅ぎ取れなくなるものなので、次のような症状に大別されます。臭いそのものが感じられない、臭いが薄くしか感じられない、においを強く感じる、のどの臭いも悪臭と感じる、におわないのに臭いを感じるといったものです。

鼻腔の上にある嗅細胞が臭いの粒子の刺激を受けると、その反応が脳に伝わり、臭いとして認識します。その伝わり方に異常が生じるのが嗅覚障害です。

アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで鼻の粘膜が腫れたり、鼻茸ができて、嗅神経まで臭いの粒子が届かなくなると、臭いを感知することができません。

外傷やウイルスの感染、頭部における手術の後遺症、薬の副作用から神経が障害された時も嗅覚障害がでてきます。

その他、嗅覚障害は、先天的な障害や脳の障害でおこる場合、神経症、統合失調症、薬物中毒でも嗅覚異常が起こってしまうことがあります。

嗅覚障害の治療では、鼻炎、副鼻腔炎、鼻アレルギーがあるときは、まずはその治療をおこないます。ステロイド点鼻薬、内服、ビタミンB12といった薬物治療がおもな治療法です。



慢性鼻炎は、鼻の粘膜が慢性的に腫れてしまう症状です。鼻腔は、鼻中隔と言われる壁で仕切られていて、奥には鼻甲介という突起が多くでています。慢性鼻炎では、鼻甲介の粘膜が腫れて、息をするたびに空気の通りが悪くなってしまいます。

慢性鼻炎は、ウイルスや細菌感染から急性鼻炎を繰り返したケースであるとかまたは長びいたケースで起こります。鼻中隔弯曲症をもっていると、弯曲によって広くなった鼻腔側の粘膜がはれて慢性肥厚性鼻炎が起こります。化学物質や物理的な刺激、さらに降圧剤や末梢血管収縮薬の副作用でも起こります。

鼻づまりが慢性鼻炎の主な症状になります。軽いうちは左右のどちらかが詰まってしまったり、横になったときに下になったほうの鼻がうっ血して詰まるということの繰り返しになります。更に悪くなると詰まった状態になります。

慢性鼻炎で鼻づまりがここまでひどくなると、口で息をせざるをえなくなり、嗅覚の感覚も鈍り、臭いもわかりにくくなります。頭が重く感じられ、口やのどが渇きやすくなり、集中力も欠如してきます。

鼻の内部の状態を把握する必要があるので、エックス線検査によって副鼻腔の形状や副鼻腔炎の有無を確認してから、処置をするようにします。治療の効果がなかなかでてこない場合は、腫脹した粘膜に対しての外科手術が必要となってくるケースもあります。

慢性鼻炎で、鼻づまり、鼻漏など長期間にわたってそのような症状が継続しているときは、何が原因かを診断してもらうようにします。点鼻薬を乱用には気をつけましょう。


嗅覚障害とは 人の嗅覚は、臭いをかぐというよりも、食べ物の味や、香りを感じて、おいしく食事をするのに実は味覚異常の力をもっています。嗅覚障害が発生するとおいしいものもおいしく感じることができなくなります。

嗅覚の異常は、原因から分けてみると、呼吸性の嗅覚障害、神経性のもの、そして心因性のものとに分類されます。

呼吸性の嗅覚障害は、炎症などで鼻のなかの粘膜がはれてきて、においの成分がにおいの神経があるところに届かないために起こるものです。鼻づまりとか、鼻水のたまる病気はその原因になります。

一方のにおいを感じる神経そのものが、その役目をはたせなくなっているのが神経性の嗅覚障害です。

脳の病気や、風邪やウイルス感染によって、一時的に嗅覚がうしなわれてしまうことがあります。神経性の障害は、真性嗅覚障害ともいわれています。

心因性のものは、実際に存在をしていない悪臭を感じてしまうもので一種のノイローゼに似たものです。妊娠時の最後のほうでときおりみかけられるようです。

嗅覚障害の治療では、鼻づまりや鼻汁が原因のときには、その原因を取り除いていくことが大切になります。神経性のものは、ビタミンB1の注射または内服でなおることもありますが、大半は回復を望みません。

妊娠中に嗅覚障害がおきたときは、出産がおわれば正常にもどるようなので心配はないようです。


副鼻腔炎は、副鼻腔に膿がたまった状態のことをいいます。普通、蓄膿症と言われている症状です。

副鼻腔炎には、急性のものと慢性のものがあります。急性の副鼻腔炎のおこる原因として一番にあげられるのが風邪です。そのほかにも虫歯とか外傷でもおこります。

慢性の場合は、急性のものを繰り返してなるものや、初めから慢性の形でおこるものがあります。この場合も体質も関係してきます。

栄養バランスの悪いものをとっていると、身体が細菌やウイルスに感染をおこしやすくなり、それが副鼻腔炎をおこしてしまう原因になります。アレルギー体質の人はなりやすいこともわかっています。

副鼻腔炎の主な症状としては、いつまでも膿性の鼻汁がでることです。この鼻汁は後ろからまわって、咽頭にも落ちてくるので、たんと間違われるようになります。

鼻汁のために鼻づまりを起こしてしまいます。症状が次第に重くなってくると、頭痛や頭重も起こってしまい、急性の場合は、副鼻腔の入り口がつまってしまうので、激しい痛みが発生することもあります。

副鼻腔炎の症状がながく続いてしまうと、集中力が低下し、仕事や勉強に支障がでてくる病気です。

慢性化したものや重症のケースでは手術をすることになります。


鼻づまりについて

鼻づまりで息苦しい、といった症状は、風邪の初期症状であったり、花粉などのアレルギー症状であったりするわけですが、そのまま放っておくと、仕事や勉強などの集中力を欠くことになります。

だからとって薬を飲むと、鼻づまりのつらい症状は確かに消えたとしても、かわりにのどがからからにかわいたり、頭がぼうっとするなどの副作用が現われ、結局、能率がアップするわけではありません。


鼻づまりでは、原因を取り除くことも大切ですが、つらい今の症状を取りたいものです。

こうした場合に、民間療法とかで、自分で治す方法を覚えておくと役立ちます。


風邪からくる鼻づまりには、身体を冷やさないことも大切です。

首の付け根に、インスタントカイロやドライヤーで温めると、症状を早く改善できます。



鼻づまりについて

教えてgoo ヤフー知恵袋より

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アレルギー性鼻炎の症状

アレルギー性鼻炎には、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの三つの症状があらわれます。

その症状が繰り返して、慢性化してくると、鼻づまりと少量の鼻水が症状の中心になってきます。


アレルギー性鼻炎の治療では即効性を期待をするなら、点鼻薬の使用が簡単です。

最近では予防効果のある点鼻薬もいくつかでているみたいです。


点鼻薬は、効果がありますが強すぎると後遺症になやまされることがあります。

使用するときは医師の指示に従って使うことが賢明です。


アレルギー性鼻炎で、内服薬と点鼻薬を併用して使うと点鼻薬の効果が長続きして予防の効果もあります。


アレルギー性鼻炎を完治させるにはかなり長い時間がかかります。

症状が治まったからといって治療を中止してしまってはまた再発を繰り返して苦しむことになってしまうので最後まで治療をすることが大切です。



アレルギー性鼻炎について

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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の症状は、くしゃみ、水様鼻汁過多、鼻づまりなどで、しばしば原因と考えられるものに関連して発病し、発作的に経過するようです。


検査をするまでもなく、症状の問診で診断がつくこともすくなくありません。

アレルギー性鼻炎の原因はいろいろ考えられます。


アレルギー性鼻炎の症状の中には、原因がはっきりしているものと、そうでないものがあるので、治療に関連しての検査が必要になります。


スギ花粉に関連するものは、早春の季節的発病があきらかですが、これは皮膚テストなどで確かめられます。

家の中のほこりが原因と考えられるとき、そのなかのどんな成分が元凶か確認する必要があります。


アレルギー性鼻炎について

ヤフー知恵袋 教えてgooより

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