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鼻炎

慢性鼻炎の症状

慢性鼻炎の鼻の中は、粘膜が赤くはれています。さらに炎症がつづくと粘膜が分厚く、硬く肥厚してきます。ブヨブヨした状態になることもあります。その原因はいろいろありますが、一つには急性鼻炎の繰り返しによって慢性鼻炎と化したものと考えられています。

また、慢性鼻炎は、周囲組織の疾患、特に副鼻腔炎が原因となって慢性鼻炎になるケースもあります。また鼻中隔湾曲症が原因になって慢性鼻炎になるケースもあります。ほかにもかぜやそのたの気道疾患、糖尿病、血液疾患、心疾患によるうっ血などの全身疾患が原因になる場合もあります。

慢性鼻炎は、分泌物による場合もありますが、主として鼻粘膜が慢性的にはれることによって鼻づまりが続きます。この症状は、精神的に緊張すると、より悪化しやすくなります。

鼻づまりは、口呼吸を引き起こします。そうすると鼻が乾燥し、不快感が高まります。また嗅覚に障害がおこる場合があります。鼻粘膜の腫れによって鼻腔がふさがり、嗅覚細胞が嗅上皮まで空気が届きにくくなるからです。また嗅上皮自体が炎症により変化し、機能障害を起こし、働きが鈍くなる場合もあります。

粘液性または、粘液膿性の鼻汁を伴うことが多く、特に鼻汁がのどに流れる後鼻漏は、強い不快感を招きます。



鼻炎は、原因とか症状によって、主に急性の鼻炎、慢性の鼻炎、アレルギー性の鼻炎の三つに分類されます。


急性鼻炎は、急性の炎症を起こしてくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状がでます。

俗にいわれている鼻かぜですね。


急性鼻炎は、急性の炎症をおこし、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が出ます。

原因は、かぜなどのウイルスや細菌の感染、急激な温度や湿度の変化による冷えになります。


慢性鼻炎は次の三つがあります。

単純性鼻炎

鼻の粘膜が炎症で腫れて、長時間続いている状態ですね。

肥厚性鼻炎

炎症によって粘膜が厚く硬くなった状態ですね。

萎縮性鼻炎

鼻粘膜の萎縮で鼻腔が広くなった状態です。
鼻が乾燥をしてかさぶたができ、悪臭をだします。


アレルギー性鼻炎は、アレルギーをおこす物質のせいで、鼻がむずがゆくなって急性鼻炎と同じ症状になります。


アレルゲンの割合は、家の中のほこりやちり、ダニなどが全体の7割を占め、スギなどの花粉が2割、カビが5%になっています。


鼻炎になると薬を使いますが、点鼻薬は使いすぎないようにしましょう。



アレルギー性鼻炎( allergic rhinitis, 略 AR )とは発作性反復性のくしゃみ、水性鼻汁、鼻閉を主徴とする鼻粘膜のI型アレルギーである。鼻アレルギー( nasal arellgy )とも呼ばれるが、この場合は鼻粘膜における炎症である鼻炎以外、すなわち副鼻腔などを含む鼻におけるアレルギー疾患全般を指す。しかしながら、アレルギー性鼻炎と鼻アレルギーとはしばしば同義に用いられる。鼻過敏症( hyperesthetic rhinitis )と呼ぶこともあるが、これはさ ...アレルギー性鼻炎続きはこちら


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