肝臓病
ポイント1 肝硬変でも、むくみや腹水がなく、肝機能もそれほど低下していない、代償期の場合は、慢性肝炎と同じように、栄養バランスがよく、エネルギー控えめの食事が基本となります。
病気が進行して腹水やむくみがあらわれたり、肝性脳症がみられるようになると、塩分やタンパク質を控える食事制限が行われます。
肝硬変の症状の程度によっては入院して治療することになり、食事制限は病院食で厳しく管理されます。
入院しなくてよい場合でも、指導された食事の注意は厳重に守られなければなりません。
どの程度まで制限するかは医師の指示に従いますが、一般に、塩分制限の場合は、1日5g程度、タンパク質制限の場合は1日20g程度までおとします。
ポイント2 食道、胃静脈瘤ができると、こぶは肝硬変の進行にともなって大きくなります。
何かのきっかけで破裂すると大出血を起こし、そのまま命をおとすケースも少なくないため、なんとしても破裂は食い止めなければなりません。
内視鏡の発達により、破裂の危険性があるものは事前にわかるようになりましたが、そうした病状の場合は、胃や食道の粘膜を刺激するものは飲食しないことが大切です。
例えば、舌がやけどしかねない熱いものや硬いものは、避けるようにしましょう。
ポイント3 肝硬変になると、肝機能の低下によって食後のグリコーゲン貯蔵量が十分でなくなります。
日中なら、朝食のあと昼食で栄養補給ができますが、夕食後は、翌日の朝食まで絶食状態となり、エネルギー源となるグリコーゲン不足のために、身体は極端な飢餓状態になります。
そこで就寝前に軽い夜食をとる、レイト・イブニング・スナックが行われることがあります。
胃にもたれない200キロカラリー程度のものが条件で、その分、昼食や夕食の分を減らします。
総エネルギー量の範囲内で調整しなければなりません。就寝前に、同じ目的でBCAA製剤を服用することもあります。肝臓のさまざまな代謝異常を改善する効果もあります。
慢性肝炎やアルコール性の肝臓障害などが進むと、だんだんと肝臓の細胞が破壊されていきます。肝臓は、各臓器の中でも再生力の強い臓器ですが、肝細胞の破壊が激しく、再生力が追いつかないと、元の状態に戻すことができなくなって、肝細胞が繊維に置き換えられていきます。線維細胞が増えて、肝細胞の数が減ると、肝臓の機能は著しく低下していきます。
日本では、肝硬変の人の6割〜7割の人は、ウイルス性の慢性肝炎から長い期間を経て、肝硬変に進行しています。残りの30〜40%は、アルコール性肝障害から進行した患者さんです。ウイルス性慢性肝炎から肝硬変まで進行すると、やがて肝臓がんに進むことがあります。
そのなかで、C型慢性肝炎は、進行がすすむと発症してから約20年経過する頃には肝硬変へと進行し、そして10年ほどたつと、肝臓がんに進行することがあります。統計的には、C型慢性肝炎から進んだ肝硬変の患者さんのうち、半数以上の人が、10年後に肝臓がんまで進みます。
B型慢性肝炎は、C型慢性肝炎よりも進行ははやいですが、慢性肝炎が自然に治ることもあるので、がんに進行する率は少なくなります。しかし、B型慢性肝炎の場合も自然に治らないと、発症してから約15年後には肝硬変を経て肝臓がんに進行します。
肝臓は、沈黙の臓器といわれるくらいの臓器で、肝硬変になっても、かなり進行しないと症状はでてきません。しかし、肝硬変をそのままほっておくと、肝臓がんが進むため、肝硬変と診断されたら、適切な治療を受けて、進行を遅らせることが大切になります。
肝硬変について 教えてgoo ヤフー知恵袋より
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肝臓の病気のなかでも、劇症肝炎は、最も重い急性肝炎です。医師がB型肝炎の手術をしていて、あやまって針を自分の指にさしてしまい、その後突然危篤状態になるというケースがかなりあるそうです。そして劇症肝炎の死亡率は8割と非常に高い病気です。
A型とかB型とかC型と、最近肝炎の話題がおおいですが、これはウイルスのことになります。肝炎のほとんどが、このウイルス感染でおきます。特にB型は伝染力が強く、一滴の血液で数人が感染してしまいます。
B型肝炎ウイルスの感染ルートは主として血液や体液ですが、以前最も問題視されていた出産時の母子感染は、国家レベルで予防が行われ、現在はほとんどみられなくなりました。ただ、母子感染予防がおこなわれる前に生まれた子供は、B型ウイルスに感染をしています。無症候性キャリアと呼ばれ、ほとんどが肝炎を発症することなく普通の暮らしをしています。
ところがそうした人のなかでまれに急性肝炎を起こすことがあります。そのうちの約1パーセントが、劇症肝炎の不幸にあいます。またC型ウイルスによる急性肝炎からの移行も多いということです。
たとえウイルスが発見されても必要以上に心配しなくていいようで、それは、B型肝炎ウイルスの保持者は世界に2億人以上いると推定されていますが、そのすべての人が肝炎になるとわけではありません。むしろ大多数が健康のまま過ごしているという事実もあります。
肝臓の細胞が、中性脂肪をため込みすぎ、肝臓全体の30パーセント以上の肝細胞に脂肪がたまった状態を脂肪肝といいます。この脂肪は中性脂肪です。
食事によって体内に取込まれたり、肝臓で合成された中性脂肪は、リポタンパクというかたちで血液にとけこみ、体内のいろいろな器官に運ばれていきます。しかし中性脂肪が増えすぎて、肝臓の処理能力を超えてしまうとほど多くなると、しょりしきれなくなった中性脂肪は肝臓の細胞にとどまり、段々と蓄積されてきます。
肝臓の病気は自覚症状があらわれないものが多く、脂肪肝も、健康診断や人間ドックなどの血液検査でガンマGTPが高いなどでわかるケースがほとんどです。脂肪がたまった肝臓は肥大するので、腹部をさわったときに大きくなった肝臓にふれることもあります。
余分な脂肪が肝臓にたまる原因は、食事のかたよりです。中性脂肪は、食べ物の脂肪肝だけでなく、ごはんやパン、麺類などの糖質や、アルコールからも合成されます。動物性脂肪の多い食べ物のほか、カロリーの高い食事、お酒の飲みすぎなども原因におなります。お酒が原因の場合は、アルコール性脂肪肝と診断されます。またステロイド剤の長期の服用が原因になります。
脂肪肝は、肝臓の機能を低下させ、ほうっておくと肝硬変へと移行して、死にいたることもあります。脂肪肝と診断されたら、すぐに治療をすることが大切です。治療の基本は、安静にして原因をとりのぞくことです。アルコール性であれば禁酒をして、食べすぎが原因なら、食事のエネルギーをおさえて減量して、薬が原因なら服用を中止をします。
黄疸は独立した病名ではなく、ある病気が起こったために、その病気があらわす症状にすぎません。ですから黄疸があらわす病名はありません。黄疸がつよくなると、汗の色まで黄色くなり、シャツや肌着も黄色にそまることがあります。
黄疸があらわれる病気でしばしばみられるのが急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、肝腫瘍、胆嚢炎、胆石症、胆嚢がん、ワイル氏病などがあげられます。
胆汁は肝臓でつくられます。そして細い胆管を通って、肝臓の下にある胆嚢の一時濃縮されて貯蔵されます。胆嚢にたまった胆汁は、胃のなかに食物が入ってきますと反射的に胆嚢が収縮して胆汁を出します。押し出された胆汁は総胆管を通って十二指腸の開口部から腸の中に送り出されます。
胆汁の流れが障害されると、胆汁は逆に血液の中に一杯たまってしまい、血液も胆汁で黄色となり皮膚が黄色くなってきます。
黄疸は、普通、肝臓病が疑われますが、必ずしもそうではありません。黄疸の素人療法は危険で、黄疸によっては死病になることもあるので、まずは専門医の診断をうけることが必要です。
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C型肝炎は血液を介して感染します。
原因としては、過去に受けた輸血が全体の4割を占め、残りの大部分は手術を受けた際に止血剤として用いられたフィビリノゲンの投与など過去に受けた血液に関係したなんらかの医療行為や、注射器のまわしうち、入墨、針治療などが考えられています。
またC型肝炎は、出産による母子感染やSEXによる感染は非常に少ないと報告されています。
なかには感染経路が特定できない原因不明の感染があります。
C型肝炎は、家族と食器を共用したり、一緒に入浴をするなどの日常生活では感染することはありません。
ただ汚染された血液を使う場合は注意が必要です。
傷の手当や生理の処理は他の人に触れさせず自分で行うこと、またカミソリ、歯ブラシ、などは自分専用にして他の人と共用しないことが必要になります。
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脂肪肝の中でも非アルコール性脂肪肝の大きな原因は、肥満や糖尿病です。
BMIが25以上なら肥満と判定され、30以上だと脂肪肝の可能性が高くなります。
非アルコール性の脂肪肝はこれまで、ウイルス感染などの他の原因がない限り、肝炎や肝硬変には進行しないと考えられていましたが、最近、脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝臓がんへと進行する例が数多く報告されるようになり、非アルコール性脂肪肝として注目を集めています。
ただの脂肪肝ですむ人と、非アルコール性脂肪肝になる人との違いは明らかになっていません。
ただし、非アルコール性脂肪肝は、やはり肥満の人に多く、超肥満者が多い米国では3パーセントの人が対象になります。
また非アルコール性脂肪肝にかかる人の6〜8割は血糖値が高く、糖尿病状態と指摘されています。
ただ、非アルコール性脂肪肝は、糖尿病の合併症ではありません。
肥満が引き金になる病気として、脂肪肝と糖尿病があって、両者を併発しているひとが多いということです。
非アルコール性脂肪肝臓も一部は肝炎や肝硬変に進行する危険があり、決してあなどることはできません。
以前は肝硬変になれば数年の命とは常識とされていました。
しかし最近は、医学の進歩のおかげで、肝硬変になったからといって、すぐ死を覚悟しなければならないということはなくなりました。
発見が早ければ、ほとんどの人が10年以上生存しています。
ただ肝硬変の組織そのものが、もうもとに戻ることのない終末の姿をしめしていることには変わりはありません。
肝硬変は肝臓がん発生の母地で、決してばかにはできません。
肝硬変の原因は、C型慢性肝炎が65%、次いでアルコール性13%で、一般に考えられている、大酒飲み=肝硬変というのは誤解といえるかもしれません。
ただアルコールも重要な因子であることは間違いありません。
厚生労働省の調査によると
毎年肝硬変で亡くなる人は1万1000人前後で、ここ数年は横ばいになっています。
男女比は、2対1で男性が多いですが、ここ数年女性の増加が目立っています。
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肝硬変と腹水
・・・私の父親が肝硬変と診断されました。(12月1日)その後(きのう)傷口(すりきず)近辺から膿のようなものがとまらず救急車でかかりつけの病院で腹水が出てるといわれました。のどもすぐに乾きます。本題で...(続きを読む) 2006-12-11 19:41:00
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肝硬変と血小板の関係について
・・・肝硬変の場合何故、血小板の減少が起こってくるんでしょうか?よろしくお願いします!....(続きを読む) 2005-02-11 16:59:00
肝硬変の治療(大阪の病院、名医)を教えて!
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肝臓の肝細胞の壊死が進行して、肝臓が硬くなり、肝臓本来の機能が衰えてしまうのが肝硬変です。
肝臓の機能が低下をしてしまうと血液がうまく流れなくなります。
そうなると、門脈の血圧が上昇して、食道静脈瘤などの破裂につながってしまい、場合によっては大出血で死亡するリスクもあります。
肝硬変になった人にはその3分の1は何の自覚症状もないので、自分が病気であることに気づきません。
肝硬変に一度なってしまうともとに戻りにくいので、根本的な治癒は望めません。
そのために肝硬変の治療の目的は肝機能の回復と維持、出血に対する予防、肝臓がんの早期の発見、早期の治療になります。
でも肝硬変にかからないというのが一番ですね。
肝硬変の治療で一番大切なのは、原因をとりのぞくことで、原因の多くは、アルコールと肝炎ウイルスです。
アルコールの飲用の中止と抗ウイルス剤によるウイルスの除去が有効です。
肝炎は、炎症の具合や経過などで、急性肝炎、慢性肝炎、劇症肝炎の三つにわけられます。
急性肝炎
おもにウイルスが原因で急性の炎症をおこすのが急性肝炎です。
この肝炎ウイルスによって引き起こされる急性のウイルス肝炎が肝炎の大部分をしめています。
慢性肝炎
肝臓の障害が6ヶ月以上にわたってつづくのが慢性肝炎です。
アルコールや薬などによる肝臓の障害から慢性肝炎に移行するものと、B型、C型ウイルス性肝炎から移行するものがあります。
慢性肝炎それ自体で命をおとすことはありませんが、慢性肝炎は進行すると、徐々に肝硬変に移行し、さらに悪化すると、肝臓がんになる可能性も高いので注意が必要です。
劇症肝炎
急性肝炎が重症になって広い範囲に肝臓の機能の悪化が進むと劇症肝炎になる可能性があります。
劇症肝炎では、眠気、記憶力、思考力の低下、昏睡など意識障害が発生して、7〜8割の確率で死亡してしまいます。
肝臓は沈黙の臓器です。大事に扱いましょう。