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活性酸素

活性酸素は反応性の強い酸素で、健康な人でも代謝の過程で常に2〜3パーセントは体内の酸素が活性酸素に変わります。


活性酸素は老化や病気の90%の主犯といわれています、そして文明が進めば進むほど(自然から離れると)体内に活性酸素が大量に発生します。


酸化と老化

地球が誕生した46億年前、地球上にはほとんど酸素はありませんでした。

現在の生物にとってなくてはならない酸素は、海で発生した藻類などが光合成をして少しずつ作り出し、20億年以上もかけて作られました。

ほとんどすべての動物はこの酸素を使って体内の栄養分を分解し、エネルギーを作り出しています。


酸化とは

物が酸素と結びつく働きを「酸化」といいます。例えば、鉄が時間とともに錆びていきます。これは鉄が空気中の酸素によって酸化されたためです。

りんごを切ってしばらくたつと、切り口が茶色に変化してきます。

これも、りんごの成分が空気中の酸素によって酸化された結果です。このように酸素に触れたものは必ず酸化していきます。

人間の体は約60兆個の細胞から作られています。

そして一つ一つの細胞が血液から酸素と栄養分を受け取り、酸素で栄養分を燃やして(酸化させて)エネルギーを得ています。

人間はエネルギー発生の過程で酸素を必要としますので、その際に使われる酸素に触れたものが(細胞膜、DNAなど)が酸化します。

細胞が酸化してしまうと、その機能を果せなくなり、様々な病気につながってきます。


老化とは

人間の遺伝子には、最低90歳〜120歳まで生きられるようにプログラムされています。

それもなんとか生きているというレベルではなく、元気に病気もせず生きていけるということです。そしてある日、遺伝子に組み込まれた時間が過ぎると「輝き続けた電球がぱっと消えるように」天寿を全うします。

しかし、多くの人は40歳前後から老化が始まり、60歳前後で病気が発病し、徐々に弱りながら死を迎えます。

これは年をとるにつれ体の細胞が酸化され、錆びてボロボロになってしまうからです。


活性酸素

悪くなる一方の生活環境に住む私達が、いつまでも健康に生きられるためにはどんなことを心がけたらよいのでしょうか。

人間を始め、ほとんどすべての生物は、酸素を使って体の中で栄養分を分解し、エネルギーを得て生きています。

この酸素が他の物質と結び付くことを酸化と言います。

人間の体は、約60兆個の細胞からできていますが、その一つ一つの細胞が血液から酸素と栄養分を受け取り、酸素で栄養分を分解してエネルギーを得て生きています。

体が健康であるということは、体のすべての細胞に酸素と栄養分が十分いきわたり、細胞が元気だということです。

ところで、空気中の酸素は比較的安定していますが、呼吸によって体内に取り入れられた酸素は、エネルギーを作り出す代謝の過程で極めて不安定な状態になります。

そして不安定になると、近くにある物質と盛んに結びつこうとします。この時の酸素は大変酸化力が強く、これが「活性酸素」と呼ばれるのです。

生きていくために吸った酸素の中から毒性の強い活性酸素という物質が作り出されています。

これが細胞を傷つけて、ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。

更に、アトピー性皮膚炎、シミ、シワの原因となったり、老化のスピードを早めたりもしています。

活性酸素はあたかも小さな危険物のように体内を転げまわり、触れたものなら何でもかまわず破壊していきます。

初めは小さい破壊部分も、抑制されないままだと細胞の損傷と病気を広げていくのです。

特に、細胞膜を形成する脂質との結合を好み細胞膜を破壊するのですが、それはちょうど空気にさらすと料理用オイルが悪臭を放ったり、1日中ビーチに置きっぱなしになった魚(油)が腐ったような匂いになるのと同じことです。

活性酸素の影響を受けると、動脈や静脈を配列する細胞に致命的なダメージを与え、血管を弱らせます。

すると、血管は傷つきやすくなり破裂を起こしたり、動脈の硬化を進行させる(アテローム性動脈硬化)動脈凝血プラークを誘因することもあります。

活性酸素は呼吸によって体内に取り入れられた酸素のうち、約2〜3%がなるといわれています。

このように、酸素を吸って生きている人間にとって、代謝の過程で発生する活性酸素の害は避けることのできないものです。

しかし、活性酸素は、私たちが生きていく上でなくてはならない極めて重要な働きもしています。

その一つが、殺菌や解毒作用です。体内に細菌やウイルスが侵入してくると、好中球やマクロファージと呼ばれる免疫細胞は、自らも活性酸素を作り出し、その強い殺菌力で病原体や有害物質を退治してくれます。

このように活性酸素は、有益で頼りがいのある物質であると共に、それが過剰になれば今度は恐ろしい害をもたらします。


活性酸素が発生すると、体にもともと備わっている抗酸化物質(スカベンジャー)が消去してくれるので、体は安全に守られているわけです。

抗酸化物質の必要な訳は、有害な活性酸素に満ちた世界に住み、一息ごとに吸い込んでいるためです。

もし酸素がなくてもやっていけるなら、抗酸化剤は用がなくなることでしょう

とりわけ地球上では、私たちの細胞が酸素を要求していることから、酸素の反応で生じる因果関係の中で生きていかなければならないのです。

しかし、次のような場合は、通常の呼吸によって発生する何倍もの活性酸素ができてしまい、これがいろいろな病気を引き起こす元となります。


普通に呼吸するだけでも発生する。
激しいスポーツ、肉体的にきつい仕事などで大量に酸素を消費したとき。
高密度の酸素吸入により多量に発生する。
体内に病原菌が侵入してきたとき。
タバコを吸ったり、車の排気ガスや工場の排煙を吸ったりしたとき。
大きな手術をしたり、強いストレスを感じたとき。
大量の紫外線(海水浴、テニス、ゴルフ他)を浴びたとき。
放射線(レントゲン、胃カメラ、CTスキャン、放射線療法、コバルト療法)を浴びたとき。
体内に食品添加物、洗剤、農薬、医薬品などの化学物質が入ってきたとき。
電磁波(携帯電話、パソコン、電子レンジ、高圧線、OA機器)を浴びたとき。
飲酒(飲み過ぎは大量の活性酸素が発生)
ストレス。


などがあります。


このように、文明が発達すればするほど大量に発生するわけです。

活性酸素は直接ないし間接に全疾患の90%以上に関与しています。

1980年代にガンができる原因は過剰な活性酸素の発生によるという研究結果が続々と発表されました。

さらに研究が進むにつれて、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病も大量の活性酸素によって生じた過酸化脂質が原因であるということも明らかになりました。

そして、老化の最大の原因ということも明らかになりました。

老化現象、生活習慣病、ほとんどの病気は、身体が活性酸素との戦いに敗れた結果だったのです。


原因がわかれば、対処方法が見えてきます。