がん


腎臓がん 症状腎臓がんかかっても早期の頃では症状はあらわれず、腎臓の進行につれて血尿がでることが多くなるようです。

腎臓がんは、腎実質にできるがんのことになり、腎がん、または腎細胞がんともいわれます。その他に、腎臓の一部である腎盂にがんが発生することもあります。

普通、腎臓がんでは、片側の腎臓に発症することが多く、その後ゆっくりと成長していきます。

症状がしだいに進行してくると、腎盂を破って肉眼でわかる血尿がでてきたり、被膜をやぶり腎臓の外に広がっていきます。

腎臓がんで転移がよくみられる臓器は肺で、他にはリンパ節や肝臓、骨の方にも転移をしていきます。

腎臓がんは、40歳代くらいから増加の傾向があり、60〜70代になってくると最も発症しやすくなる年代になります。

血尿は腎臓がんの主な症状になりますが、それ以外の症状としては、背中やわき腹の痛み、わき腹のしこりがでてきたり、発熱、貧血、体重減少といった症状もあらわれてきます。

また、赤血球の数が増えてきたり、高血圧や、高カルシウム血症を発症していくケースもあります。

腎臓がんが肺に転移をしていくと、せきや血痰があらわれたり、骨に転移をしていくと、骨の痛みがでてきたりします。

腎臓がんが、下大静脈内にすすんでくると、下半身がむくんだ状態になり、皮膚に近い静脈がふくれるといった症状がでてくることがあって、こうした症状により腎臓がんが発見されることもあります。

腎臓がんは、進行してからでてくる、こうした症状に気づく前に、事前に検査などで見つけ早めの処置をしておくことが重要になります。



大腸がんを予防するにはお酒の飲量に気をつける必要があります。お酒を飲みすぎるとことが大腸がんのリスクを高めることは以前から知られていました。

その裏づけになる調査として、日本人は欧米人よりも飲酒をすることで大腸がんになるリスクが高い傾向にあることが、生活習慣によるがんの予防法開発を目指している厚生労働省研究班が明らかにしました。

この調査は、全国各地の5つの疫学調査のデータを集め、同一の指標で分析がおこなわれました。対象は男女20万9800人で、最長で約14年追跡し、2802人が大腸がんと診断されていました。

男女とも一日の摂取量がアルコール23g異常になってくると大腸がんにかかるリスクが高まることが判明しました。

男性の場合では欧米人と比較してみると、欧米人はアルコール45g以上になるまでは明確なリスク上昇はみられませんでした。

一方、日本人男性はより少ない量であがりはじめ、45g以上飲む人のリスクは飲まない人の2倍以上の数値をしめしました。

日本人は欧米人よりも、お酒の影響を受けやすく、大腸がんの観点からもお酒に弱いことがわかりました。

また、日本人男性では、やせた男性のほうがそうでない男性よりも飲酒による大腸がんのリスクが高くなっていたようです。

国立国際医療センター部長は、一日の摂取量が23gをどうしても上回ってしまう人は、食事や運動に一層注意したり検診を積極的に受けるようにして欲しいと述べています。

お酒の飲みすぎはいけないことはわかっていますが、日本人はなおさらのこと飲みすぎには注意をしたいものです。適でいきましょう。



白血病は、骨髄で製造される免疫細胞の白血球が無制限に増殖し、その結果、若い白血球が非常に多く血液中にでてくる病気です。白血病は血液のがんとも呼ばれています。

白血病発症の原因は不明とされていますが、放射線に長くさらされたあとの発病率が高く、ニワトリとかマウスの白血病ではウイルスが発見されたという報告もあります。白血病の死亡率は、日本では、10万人に対し3人ぐらいといわれていますが、増加傾向にあります。

白血病は、原爆被爆者のなかから数多く発生しています。そのほか、放射線を取り扱っている技師や、放射腺治療を受けた人の発生率も高くなっています。

白血病は、急激な経過をたどる急性白血病と、ゆるやかに進行していく慢性白血病に分けられています。また増殖をしていく白血病の種類によって骨髄性、単球性、リンパ性に分けられています。

白血病の中では、急性白血病がそのやく3分の2を占めていて、3分の1が慢性白血病です。子供の場合は、ほとんどが急性白血病になります。

白血病の症状 急性白血病は、ある日突然に発病します。その症状としては、発熱、だるさ、皮下、歯根や鼻などからの出血と貧血、関節痛などがあります。はじめのころにでてくる症状が貧血だけということもあるので注意が必要です。

慢性白血病のなかでも慢性骨髄性白血病が大部分になります。いつ発病したのか、わからないことがほとんどです。貧血やだるさがあって、脾臓や肝臓のほかリンパ節のはれる人もいます。

白血病の治療 白血病は、手術による治療は不可能です。最近では、化学療法が進歩して、骨髄中の病的な白血球は減少させることができるようになりました。特に子供の急性リンパ性白血病は化学療法がよく効果があって、不治の病と考える必要はなくなりました。

ただし、成人の急性骨髄性白血病の治療は困難になります。成人の場合は、抗がん剤を作り出されるのに、2〜3週間必要で、この間に細菌の感染や出血がおこる危険な状態に陥ります。

白血病では、血液の検査によって、白血球細胞が化学療法で、どのような変化を受けるか、追求が可能になってくるので、抗がん剤の効果を臨床的に確かめていくことができます。


直腸がんでは、便通異常や出血がみられますが、症状はいろいろで注意が必要になります。

直腸がんは、直腸のどの部位にがんが発症したかによって、あらわれてくる症状が異なります。

直腸膨大部といわれる便がたまっている袋は、肛門管の上から直腸の半分以上を占めています。

その部位にがんが発生してもそのために腸管の便通障害がおこるには、他の大腸がんよりかなりの時間がかかります。

逆にいうと、直腸膨大部では、便通異常が起こりにくく、早期に症状があらわれにくいため、症状としてみられるときには、かなり進行がんになっている場合が大部分になります。

進行がんになるとなかなか便が出てこない、便が細い、肺便後またすぐに行きたくなる、便秘がちになるなどの症状を示す便通異常や排便時の出血がみられるようになります。

時には、下腹部痛や肛門の奥のほうが痛いといった痛みを訴えることもあります。

また、なんの症状もなく、検診で便潜血反応が陽性であることを告げられ、大腸内視鏡検査をスクリーニングとして施工したら、直腸がんを検出したといった場合もみられます。

このように直腸がんの症状は、まちまちなので注意をする必要があります。

一方、出血は、比較的多くのがんの症例にみられるので、出血に気づいたら、すぐに専門医に見てもらうのが賢明です。

ただし、痔からの出血の場合も多いので、がんからの出血と区別する必要があります。

重要なのは、痔を患いながら、長く診察を受けずに投薬のみを受けていたり、市販の痔の薬を使用している人が、直腸がんからの出血を痔からの出血と誤認して見過ごしてしまう場合です。

痔の人にはこのような場合が多くみられます。病院を訪れたときには進行がんになっていて、人工肛門を余儀なくされるといった苦汁をなめてしまいます。

出血があったら、自分で勝手に判断をしないで、専門医の診断を受けるようにしましょう。


肺がんは、がんのなかでも死亡率が急上昇しているがんの一つです。そのほかでは大腸がん、肝臓がんなどが増えてきています。

肺がんの原因 日本人のがんの死亡率のなかでは、男女を合わせると全体として胃がんが最も多いのですが、男性だけをみると肺がんの死亡率のほうが胃がんを超えています。

日本人ではどうして肺がんの死亡率がふえたのかについての分析が行われていますが、喫煙の習慣、食習慣、生活習慣、また大気汚染、塵肺などが増加していることと関係があるようです。

また、高齢化によって、長年にわたりさまざまな外界からの刺激にさらされてしまうことが原因の一つと考えられています。

タバコのタールががんを誘発します。タバコの煙のなかには、一酸化炭素、ニコチン、タールが含まれていますが、特にタールががんを誘発すると考えられています。

これは他に、咽頭がん、食道がん、胃がん、すい臓がん、肝臓がんなども誘発すると考えられています。

喫煙本数と肺がんの関係は、これまでも多くの研究がされていて、肺がんとたばこの関係を示すものにブリックマン指数というものがあります。

これは一日の喫煙本数と喫煙年数とをかけあわせたもので、これが400以上超えると肺がんの発生率が高くなるということです。

例えば、一日20本を20年間吸えばブリックマン指数がちょうど400で、400を超えると発がんする確率が4〜5倍増えるとされています。

一日、25本以上吸う人を重喫煙者といわれていますが、仮に一日40本を吸えば、10年間でブリックマン指数が400になります。


肺がんの種類 人は一分間に15〜16回呼吸をしています。空気は鼻腔から気管、気管支と20回以上も枝分かれをして、肺胞という肺のなかにある一番小さい袋に入ります。

そこで、酸素と炭酸ガスのガス交換を行います。つまりからだの中をまわって濁った血液から炭酸ガスをとって、新しい空気中の酸素を血液に与えるわけです。

がんの種類はできる場所によって違います。気管、気管支にできるものは扁平上皮がんというのが多く、喫煙と非常に関係がふかいものです。

それから気管支の末梢の方にできるがんを肺野がんといいますが、これは腺がんが深いものになります。

その他に小細胞がん、大細胞がんがあります。これは粘膜にできるがんで、肺門に近いところに多く発生します。発育が特に早く転移を起こしやすいので治療が困難になります。


卵巣嚢腫にはこぶのなかにさらりとした液体が入っている漿液性、ゼラチン状の粘液が入っているムチン性、ゼラチン状の粘液が入っているチョコレート嚢胞、脂肪や髪の毛などが入っている皮様性があります。

どうして、そのようなものがたまるのかは、まだ解明をされていませんが、そのすべては良性の腫瘍になります。

ただし、こうした症状の診断も難しく、チョコレート嚢胞と診断して手術を行ったときにチョコレート嚢胞から発生した明細胞がんや類内膜腺がんが判明するケースが少なくありません。

また、皮様性の嚢腫は95パーセント以上が良性になりますが、35歳以上では1パーセントはがん化しているので、手術前の十分な検討が必要になってきます。

卵巣嚢腫も卵巣がんと同じで、かなり大きくなるまでこれといった症状はでてきませんが、嚢腫が大きくなるにつれて、おなかが膨らんできます。

触れるとしこりが感じられるようになり、腰痛も起こってきます。さらに進行すると、膀胱が圧迫され、頻尿や残尿感などを伴います。

良性脳腫は、命にかかわることがないため、必ずしも手術は必要ありませんが、問題は手術をしないと良性か悪性かの確実な診断ができない点にあります。

最近は、経膣超音波検査やMRIなどでその95パーセントが良性か悪性かの判断がつくようになりました。

良性ならば腫瘍を摘出しなくてもいいのですが、まれに茎捻転を発症することがあるので、その場合は手術を行って除去をする場合があります。

腹腔鏡手術は、腹部に数箇所穴を開けるだけですむので、体への負担が軽減されます。また開腹するときも、恥骨直上横切開による手術であれば、腫瘍を破裂させることなく、摘出することができます。

手術をした後の回復も早いようで、手術料金が高くないというメリットなどがあります。


リンパ浮腫症状としては、足がむくみ、太くなっているうえ、太ももの付け根が重くなったり、歩きづらくなったりします。ときには外陰部はれてくることもあります。

さらにひどくなってくると、ちょっとした傷から細菌感染を起こしてしまい、足が赤くはれあがり、高熱がでることがあります。

リンパ浮腫は、数日で急激にすすむこともありますから軽視できません。しかもいったんむくみだしてしまうとなかなかもとにもどりにくくなります。

生命にかかわるわけではありませんが、日常生活に支障をきたしたり、精神的なダメージも強くなりますから、できるだけ発症しないように日頃の予防が大切になります。

リンパ浮腫を起こさないようにするためには、寝ているときやいすに座るときに、できるだけ足をおろしたままにせず、高めの位置に保つことがポイントになります。

これは、リンパ液をなるべく足のほうにためておかないようにするためです。

なるべく立ったままの仕事はさけるようにして、どうしても避けられないときには、休みをこまめにとるなどの配慮をするようにしましょう。

飛行機や車などに乗っているときも同様です。ときどき足をあげるなど、長時間、足を下げた姿勢をとり続けることはさけるようにします。

普段の生活でいろいろと気をつけていても、むくみがでてくることもあります。

いったんむくみがでてくると、解消しにくいですが、初期の段階の治療法として、弾性包帯や弾性ストッキングを着用する方法があります。

弾性包帯や弾性ストッキングは、足全体に圧力をかけてリンパ浮腫の進行を防ぐものです。

就寝中以外、一日中着用するものなので、毎日着用することを考えると、弾性包帯よりは、着脱しやすい弾性ストッキングのほうが便利でしょう。サイズもいろいろあるので医師に相談をしてみましょう。

また、リンパ液の流れをよくするためのリンパマッサージも効果があります。

ただし、足を漫然とマッサージをすればよいというものではなく、きちんとリンパ液の流れを促すためには、専門家によって施術をしてもらうか、専門家の指導をうけてから、自分でセルフマッサージを行う必要があります。

そのほか、むくみが出ると足が動かしづらくなりますが、適度な運動はむくみの解消に役立ちます。

一日中安静にしている必要はありません。適度に足を動かす運動をしたり、自転車こぎやプールでの水中運動を行うのが有効な方法です。

また、リンパ浮腫の症状が重いときは、薬物療法や手術療法なども考えられていますが、まだ決定的な治療法があるわけではありません。日常生活で予防に努めることが一番重要になります。


卵巣がんは自覚症状がほとんどでない病気として知られています。そのため、沈黙の病気などと言われていて、気づいたときには、進行がんになっている例が少なくありません。

卵巣は二つあるので、片方にがんが発生しても、もう一方の卵巣がんが正常に機能をしていれば、年齢相応の性機能は保たれるため、症状がでにくいということです。

卵巣がんは、子宮のように不正出血がおこることもありません。

人によっては、不定愁訴が、上・下腹部にあらわれることがあります。ただ、おなかがはるとか、重いといった程度なので、この時点で卵巣がんを疑って婦人科を受診する人はほとんどありません。

卵巣がんが大きくなって、はじめて下腹部にしこりを感じたり、腹部膨満感を覚えるようになります。

卵巣が腫れていることに気づかず、最近太ったとか、スカートのウエストがきくつなったとかいう人がいます。

このことは、卵巣が腫れているためだけでなく、腹腔内にがんが播種した結果、腹膜の機能が低下して、多量の腹水がたまっていることも考えられます。

卵巣がんの病巣が大きくなると、腹部膨満感が強くなったり、仰向けに寝られないほど苦しくなることもあります。

腹部のしこりや、腹部膨満感などの自覚症状が受診のきっかけになることが多いのですが、ここまで進行する前に、定期的に婦人科で検診することが大切になります。

卵巣は、子宮と違って、直接細胞を摂取して検査することができません。

子宮体がんの検査を吸引法で行うと、卵巣表面の細胞が摂取される場合がありますが、確実な検査結果は得られません。

最近は、婦人科検診の際に経膣超音波法が用いられれるようになり、これによって一期の卵巣がんを発見することが可能になりました。

一期は基本的には治すことが可能ながんです。技術の高い婦人科医であれば、MRI検査をしなくて経膣超音波のみで、卵巣がんを早期に診断することが可能です。


多発性骨髄腫は、血液細胞の1つである形質細胞におきるがんになります。

高齢者で、しかも女性よりも男性に多く、高齢化時代を迎える日本ではこれから増えてきそうな病気です。ここ数年、ものすごい勢いで多発性骨髄腫にかかる人が増えてきました。

多発性骨髄腫が発症すると、骨髄の中でがん化した形質細胞が異常増殖し、全身の骨髄に多数の結節を造ります。

このがん化した形質細胞による結節は骨を破壊し始め、軽い打撲やパスの乗降などの際、骨にちょっとした圧力が加わっただけで骨折しやすくなります。

さらに、骨が破壊されたところから大量のカルシウムが溶け出し、その高カルシウム血症によって神経症状がでたり、腎臓にカルシウムが沈着して腎障害が起きたりします。

また形質細胞が異常に増殖すれば、同時に免疫グロブリンも大量に造られます。その結果どうなるかというと、大量の免疫グロブリンによって赤血球の集合が促進され、血液粘度が高くなります。

血液がドロドロになれば、眼底や脳の血管などが詰まりやすくなり、失明や意識障害など重篤な病気を引き起こしてしまいます。また、免疫グロブリンが腎臓障害もおこします。

多発性骨髄腫では多彩な症状がでてきますが、これらは主に骨髄腫細胞による骨髄の障害、M蛋白による障害、骨の障害に分かれます。

骨髄腫細胞が骨髄の中で増殖し、他の血液細胞の産生を抑えてしまうことから、赤血球、白血球や血小板が減ります。

こうしたことから、息切れや動悸、発熱、感染症にかかりやすい、出血しやすいなどの症状がでてきます。

多発性骨髄腫の治療は、基本的に薬物療法が行われます。

抗たん剤とαインターフェロンを組み合わせた併用療法が有効で、寛解状態まで回復する人が30パーセント、寛解に近い状態になる人が60パーセント、合わせて90パーセントの人が何らかの効果が得られるようになりました。

長期の延命効果をみると、5年生存率で50パーセントぐらいと、まだまだ改善する余地があるようです。

当人の抹消血幹細胞を冷凍保存しておき、大量の抗がん剤で治療した後に、それを戻すという治療もこれから多く行われる可能性があります。

高齢化を迎えるあたって、これからますます増加すると予想される多発性骨髄腫への対策を早急に考えなくはならないようです。


食道がんにかかる人は日本では約9000人と言われています。食道がんの発生頻度は、胃がんの10分の1の発生頻度です。男性に多く、女性の6倍となっています。60歳代の方が最も多くその平均年令は約64歳になります。

食道がんは、たばことお酒の習慣がつづくとかかるリスクが30倍になります。

口から入ったものが胃に到達するまでに通る管状の臓器を食道といいますが、その粘膜は通過物の影響を大きく受け、発がんにつながりやすくなります。

食道がんの初期症状は、軽度のつかえを感じ、食道に何かある感じ、食べたり飲んだりする時のしみる感じるなどです。

がんが進行してきますと、食道が狭くなり、肉などの固形物がつかえるようになります。ものを食べた時に胸の痛みを感じる人もいます。

食道がんの原因で考えられているのが、三つあります。

飲酒、喫煙、熱い食べ物や飲み物、辛い味の刺激です。飲酒の場合は、多量摂取、とくに濃度の高い焼酎やウイスキーなどを好む人で危険度が高まります。

また喫煙の場合は、早い喫煙開始年齢、多い喫煙本数、長い喫煙期間などで危険度が高まります。

飲酒と喫煙が重なると危険度が相乗的に高くなります。例えば、タバコ一日一箱を30年以上吸い続け、日本酒を毎日一合半以上を毎日飲み続けた場合、食道がんになる可能性が、非喫煙かつ非飲酒者にくらべて30倍にもなるとわかっています。

近年、欧米では食道下部に発生するタイプの食道がんが増えていますが、原因として胃液逆流現象が考えられています。

食道がんを予防するには、タバコを吸わない、お酒を飲みすぎない 喫煙、過度の飲酒をさけるとともに、発がん抑制する効果のある野菜や果物を積極的に食べることが重要となります。

食道がんが男性に多いのは、喫煙や飲酒の習慣の差だと思われます。女性でもその習慣があれば、危険度は高くなります。

喫煙や飲酒などの習慣のある人は、定期的な検診をうけることが大切になります。内視鏡検査が有効となります。