心筋梗塞は、心臓の冠動脈に血栓がつまってしまい心筋に必要な栄養や酸素が届かなくなることで突然死などを起こす大変恐ろしい病気です。心筋梗塞は、一足飛びに罹るわけではなく、長年月を経て血管が老化し血栓ができやすい状態をつくってしまうところからきています。常日頃から食生活を中心とした生活習慣の改善など予防意識を持つことが大切になります。
心筋梗塞の症状では、心臓が張り裂けるような痛み、強い不安感を伴う激痛、痛みが腕や背中まで広がるなど、狭心症よりも強い痛みをおこし、それが数十分から数時間にわたって続きます。
糖尿病をもっていて、神経が障害されている場合は、あまり痛みを感じないこともあって、その場合、対処の遅れが命取りになることもあります。
心筋梗塞は突然死につながる恐い病気です。突然死は、発症から24時間以内に死亡する内因性の死のことで、突然死の原因のなかでは、心筋梗塞などの虚血性心疾患が最も多いことがわかっています。
心筋梗塞の発作を起こしてしまうと、4割の人が病院へ到着する前に死亡するといわれています。心筋梗塞などの虚血性心疾患の最大の引き金になっているのが動脈硬化です。
動脈硬化の最大の危険因子はかつては、悪玉コレステロールといわれるLDLコレステロールといわれてきましたが、最近の研究によると、真の悪玉はLDLが活性酸素によって攻撃されて酸化した酸化LDLコレステロールと言われています。
コレステロールの酸化を防ぐ為には、抗酸化ビタミンのビタミンACE、ベータカロチン、ビタミンC、ビタミンEをはじめ、ミネラルでは亜鉛、セレン、鉄や銅、または、植物に含まれる多種類のフラボノイド、ポリフェノールなどを総合的に摂ることが大切です。
動脈硬化に重要なのが脂質のバランスです。身体のなかでは合成できず、食物から摂らなければならない脂肪酸を必須脂肪酸といいます。
必須脂肪酸には、リノール酸やαリノレン酸などの多価不飽和脂肪酸があって、がんやアレルギー、動脈硬化が増えている背景には、この必須脂肪酸のアンバランスがあると言われています。
脂質バランスと抗酸化物質を積極的にとることで、動脈効果を予防することがそのまま心筋梗塞を予防する上で大切になってきます。
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