トップページ>>慢性膵炎の症状と食事療法


慢性膵炎 食事療法慢性膵炎は、膵臓の組織が何らかの原因から破壊をされて、その結果として、膵臓の組織が繊維化を起こしたものです。慢性膵炎を起こす要因は、男女では大きく異なってきます。


慢性膵炎を起こす要因では、アルコール約70パーセントを占めて、次が原因が不明のもの、胆石、そしてアルコールの順番になります。血中脂質の多い人にも慢性膵炎ががみられることがあります。


慢性膵炎の症状としては、急性膵炎と同様に主症状は腹の痛みです。初期の頃では痛むといった症状よりも凝りや張りといった不快な症状が多く、やがてハッキリとした痛みを訴えるようになります。


慢性膵炎の痛みも前かがみでの姿勢で座ることで軽くなるのが特徴です。食事を取ることで膵炎の痛みは強くなり、食を断つと痛みが治まります。食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、体重減少など、様々な腹部の症状を起こします。


膵炎の治療は基本的に膵外分泌機能を抑制するために飲食を禁じ、疼痛に対しては鎮痛剤の投与を行います。


慢性膵炎の予防をするためには、生活習慣や食事を規則正しくして、暴飲暴食を避け、禁酒を守ることが重要です。食事は、膵液の分泌を刺激しないようにすることが大切です。


慢性膵炎の食事療法では、脂肪を制限してタンパク質を増やす食事になります。食べ過ぎてしまうと腹部の痛みがでてくるので、過食しないように注意をする必要があります。


食事療法のポイントを上げると、脂肪値の少ない食品で咀嚼をよくした食べること、食事をする時間を守って、量を一定にすること、酸味や塩分、強い刺激のあるものは控えます、タンパク質は植物性のタンパク質がベストで、当然禁酒になります。



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