トップページ泌尿器の病気尿路感染症の症状について

泌尿器の病気


尿路感染症 症状尿路感染症は、腎臓から尿道の間に細菌が感染する病気です。腎臓、尿管、膀胱、尿道など尿の通り道を尿路と呼びます。この尿路のどこかに大腸菌などの細菌が侵入してきて炎症がおこるのが尿路感染症です。

炎症を起こしている箇所によって、上部尿路感染症、下部尿路感染症に分けられます。尿の通り道は、本来上から下への一方通行ですが、何かの原因で尿が逆流したり停滞した状態が続くと菌が侵入し繁殖しやすくなります。


尿路感染症の症状としては、膀胱や尿道などの下部尿路に炎症が起きると尿の回数が増え、排尿時に痛みをともなってしまいます。


上部尿路感染症である腎盂腎炎になると全身がだるくなり、腰痛がおきたりもします。乳幼児の場合では、顔色が悪くなります。嘔吐や黄疸を起こすこともあり、熱があっても、鼻水やせき、下痢などのかぜ症状はみられません。


尿路感染症は、かぜなどとまちがわれやすい病気なので、高熱が続くときは一度受診していても再受診をするようにします。尿路感染症かどうかは尿検査をすることがわかります。


腎盂腎炎と診断されたときは、入院することになり、一定期間にわたって抗生物質での治療が行われます。


この病気には抗生物質が効果があり、3〜4日ほどで熱がさがり、おしっこもきれいになっていきます。ただし、再発したり慢性化しやすいので、症状が治まったとしても
投薬などの治療は継続されます。


膀胱炎の場合は、抗生物質を投与しながら、水分をたくさんとり、膀胱内の細菌を尿と一緒に排出させます。女性は尿道が短いため男性よりも膀胱炎にかかりやすいので、普段から予防を意識することが大切です。


性器の清潔をこころがけましょう。尿路などに先天的な異常があって、尿路感染症繰り返すケースもあります。この場合は、手術を行うことで治療をすることもあります。



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