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血管の病気


血小板減少性紫斑病 症状血小板減少性紫斑病は、血小板の異常な減少が原因でおこる病気です。血小板減少性紫斑病の主な症状は、紫斑や出血になります。皮下出血が起こり、アザ(紫斑)ができます。


血小板減少性紫斑病は、血小板が壊され出血しやすくなります。なんらかの原因で血小板に対する抗体が作られ、血小板がこわされるため、さまざまな部分で出血を引き起こします。


血管に傷が入ると、血小板が凝集して出血を止めてくれます。ところが血小板数が少ないとうまく止血できません。


大きなけがでなくても筋肉に急に力を入れたり、どこかに体をぶつけたりして、日常生活で知らない間に血管が傷つくことがあります。健康な人なら血小板などが出血を止めるので紫斑がおこりません。


かぜや風疹などのウイルス感染症の後にみられることもあります。

血小板減少性紫斑病の症状は、皮膚が内出血し便や尿にも出血傾向がでてきます。皮膚に青紫色のあざができます。


鼻血や歯茎からの出血、便や尿に血が混じることもあります。血小板の減少が進むにつれて出血傾向が悪化し、血が止まりにくくなります。


血小板減少性紫斑病の治療と対処 血小板減少性紫斑病は重症になってくると血小板の輸血や脾臓の摘出もおこなわれます。


血小板数が非常に少ない場合は、入院して治療するか、怪我をしないように寝ているよう指示されます。出血が激しい場合は、血小板輸血されます。


血小板減少性紫斑病の症状が軽ければ自然治癒することも多いので、経過を観察します。出血が激しい場合は、血小板輸血や脾臓摘出の手術により、血小板を増加させます。



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