トップページがん脊髄腫瘍の症状

がん

脊髄腫瘍は、脊髄のなかにできる腫瘍のことをさします。良性腫瘍は、神経腫、髄膜腫といったものがあります。悪性腫瘍の代表といわれるのがグリオーマです。年齢的には、40歳代にもっとも多くみられる腫瘍です。

脊髄腫瘍の主な症状は、脊髄は頚部から腰部までおよびますので、腫瘍のできる場所によってその症状はことなってきます。

脊髄腫瘍での共通な症状としては、身体の知覚障害、筋力の低下、排尿障害、運動障害などですが、脊髄を外から圧迫するものでは、はじめ、痛みや痺れを感じるようになります。

脊髄の組織のなかにできる腫瘍ですが、これは筋力の低下、筋萎縮、知覚障害、などがあらわれてきます。

頚部の上部にできた腫瘍の場合は、首の筋肉の萎縮、首から顔にかけての知覚麻痺、頚部の中央部以下の場合は、肩、上肢の筋力の低下、筋萎縮、知覚障害、胸部の場合は、胸部、上腹部に知覚の障害がでてきます。

脊髄腫瘍が腰部にできた場合は、下腹部、腰部の知覚鈍磨や筋力低下、下肢の筋力低下がおこり、腰より下部の場合は、腰から下部にかけての痛み、排尿障害、下肢の筋力の低下、まひや知覚障害がでてきます。



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