トップページ中耳炎急性中耳炎の症状

中耳炎

急性中耳炎は、中耳炎のなかで一番多いものです。急性中耳炎になるとかなり激しい耳の痛みと、発熱があって、耳垂れをともなう症状がでてきます。その痛みは次第に激しくなり、特に風邪を引いた子供がこのような症状を訴えたら急性中耳炎をうたがってみましょう。

急性中耳炎で耳の痛みがひどくなるにしたがって、中耳のなかには膿汁や粘液が浸出してきて、それが次第に一杯になり、特に鼓膜がやぶれそうになる直前が一番ひどい痛みになります。

そして、鼓膜が破れてしまうと痛みは楽になってしまいますが、それと同時にたまっていた耳垂れがでてくることになります。痛みが解消されたといって急性中耳炎がおさまったと誤解をする人がいますが、これは誤りなので気をつけておきましょう。

急性中耳炎が耳のトラブルのなかでも危険視されているのは、合併症を発生しやすいからです。一つには、慢性中耳炎えと移行したり、脳までその炎症が広がったり、耳の後ろにある乳様突起に炎症が波及して急性乳様突起炎などをおこしてしまうことがあります。

とにかく急性中耳炎でひどい痛みがでてきたときには医師の手当てが大切です。


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