トップページ耳の病気外耳炎の主な症状

耳の病気

外耳炎は、外耳道が細菌感染によって炎症を起こした症状です。外耳炎の症状では耳の穴がはれるためせまくなり、外からみてもよくわかりますが、奥の方が化膿してくるときは外からちょっとわかりにくくなります。

耳を引っ張ったり前の突起を押すと大変痛みます。自覚的にも脈を打ってずきんずきんと痛む、大きく口を開くとき、物をかむときまで痛くなります。寝床についてからだが温まってくると、痛みはさらに強くなり眠れなくなったりします。

外耳炎症状では、化膿しきってやぶれて排膿がつづくうちに腫れもへり、うみが止まってしまうとのが普通の経過になります。運がいいとうみがでないとか、化膿がとまる、散ってしまうなおりかたもあります。

外耳炎の主な症状をまとめると、主にかゆみと痛みが特徴です。嫌なにおいのする白または黄色の耳だれがみられることもあります。外耳道はまったく腫れないことも、わずかに腫れる場合もありますが、重度になると外耳道が腫れて完全にふさがってしまうこともあります。

外耳道が腫れていたり、膿や分泌物のかすなどで詰まっていると、聴力が低下します。耳を引っぱったり、外耳道の入り口に圧迫を加えると、痛みを感じます。外耳と鼓膜の観察用の器具で中を見ると、外耳道の皮膚は赤く腫れ、膿や分泌物のかすで汚れています。

耳のおできは激しい痛みを引き起こします。おできが破れて少量の血と膿が耳から流れ出ることがあります。
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