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痛風の症状

高尿酸血症痛風の症状

痛風は、昭和の25年以前には病気と考えられていました。25年以降、食生活の欧米化が進行するにつれてお痛風にかかる人が増加して、現在では生活習慣病の代表的な疾患のひとつとになっています。

血液中の尿酸値が高い状態を高尿酸血症といいます。普通、尿酸が血液1dL中に7mgを超えた状態をさしています。この高尿酸血症が基礎となって起こるのが痛風になります。

痛風は女性よりも男性に多いですが、女性は、ホルモンの関係で高尿酸血症になりにくく、痛風を起こすことはほとんどありません。数日間、高尿酸血症がつづいたくらいでは痛風が起きることはありません。

痛風発作の特徴として健康そうな働きざかりの壮年の男性を襲う、突発的で激烈な関節の痛みがあります。この関節部分の激しい痛みは痛風発作と言われ、多くの場合、夜から明け方にかけて、左右のどちらか一方の足の親指の付け根の部分に起こってきます。

足の親指以外の指、足首、膝、手の指、手首などの関節にも発症します。膝のような大きな関節が痛風発作をおこす場合は、頭痛、発熱などの全身症状を伴うこともあります。

痛みは4〜5日つづきますが、特別な治療をしなくてもだんだん軽くなり、2週間ほどで自然にとれてしまいます。痛風を起こすもとになっている高尿酸血症を放っておくと、1年ほどして同じような痛風発作が再発します。それからも発作をくり返しますが、しだいに3カ月に1回とか、毎月1回とか発作の間隔は短くなり、発作からの回復にも長い時間がかかるようになります。

痛風発作の起きる場所は、常に同じ関節とは限りませんが、足の関節にくり返されるのがほとんどです。しかし、はじめのうちは、同時に2カ所以上の関節が痛むことはありません。

痛風発作は痛風関節炎とも呼ばれ、尿酸が関節にたまって急性の炎症を起こしたものです。

病気が進行してくると、からだ中の多くの関節が同時に腫れて痛むようになり、その周囲には痛風結節と呼ばれるこぶがみられ、関節は醜く変形して機能障害を起こすようになります。

痛風結節は、関節周囲のほかにも耳たぶにできることが多く、にきびに似た白い米粒大の塊ができます。これは尿酸が結晶となってこぶのように腫れてきたものです。


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