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耳の病気

耳鳴りの主な症状

周囲に特に音を発するところがないのに、耳の中で、キーン、とかジーンなどの音が聞こえる症状が耳鳴りです。耳鳴りは、頭の真ん中あたりに聞こえることもありますが、この場合には耳鳴りとはいわずに頭鳴り呼ばれます。

耳の中に異常な音が聞こえても、人の話し声など意味のある音のするときは、耳鳴りとは違い、この場合は幻聴です。

耳鳴りの原因 耳に異常があって、難聴が発症していて耳鳴りがするという場合がほとんどです。場合によっては、耳鳴りの音が大きすぎるために聞こえが悪いといって病院にくる人がいますが、実際には耳の構造のどこかに故障があるために聴力障害が生じ、その一方で耳鳴りが生じます。

難聴がおこる耳の病気であっても、耳鳴りの発現率は異なります。メニエール病とか頭部外傷後の難聴、薬剤性難聴、騒音性難などに高率にあらわれます。このような難聴においては内耳に障害があって起こる内耳性難聴です。

難聴と耳鳴りを感じたら、専門医のところで聴覚に関する一連の検査を受けることが肝要です。耳鳴りは突然生じて、ごく短時間鳴っただけで、やがて消えてしまう場合が少なくありません。そこで、耳鳴りを自覚してから48時間鳴りつづけるか、しだいに大きくなるような場合には、精密に検査することを考えるべきです。

耳鳴りは多くの場合、生命には危険のない内耳性難聴との合併が多いし、時には聴神経腫瘍の初発症状のことがあるので耳鳴りの症状があれば注意が必要です。



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