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肥満

肥満症と病的な肥満

人の身体は、身体の機能に必要のない多くの余分な脂肪組織をためることができ、その結果、肥満となります。肥満になると、敏捷性が低下しいき、次に日常の動作に支障を来すようになります。肥満が進むにつれて胸部の組織が重くなるので、呼吸が妨げられます。

こうした状態になると、徐々に低酸素血症が起こり、睡眠時無呼吸が起こります。体内にはタンパク質または炭水加物を蓄えられないので、余分なタンパク質や炭水化物は脂肪に変えられて体内に蓄えられます。1ポンドの脂肪は3,500カロリーに相当します。

米国人の約25%が体重超過です。肥満は体重超過とは異なります。体重が、身長に対するのぞましい体重の上限の20%以上である場合に、肥満とみなされます。呼吸などの生命な機能に支障を来すほど体重が増加した場合は、病的肥満とみなされます。

子供の5〜10%が肥満といわれています。思春期の人の13〜23%が肥満です。10代の肥満の80%が肥満した成人になります。

普通、人間に必要な基礎栄養量は、女性で1日約2 , 000カロリー、男性で約2 , 500カロリーです。プロの運動選手や肉体労働者の場合は4, 000カロリー以上必要になることもあります。

肥満になると、糖尿病、脳卒中、冠動脈疾患、それによる死の危険および腎臓と胆のう疾患の危険が高くなります。体重超過が進むと、危険も高くなります。肥満になると、いくつかの種類の癌が発生する可能性が高まります。

肥満は遺伝に関係すると考えられています。肥満の両親の子供は、標準体重の両親の子供に比べて10倍の確率で肥満になります。


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