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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームと子供の肥満

身体につく脂肪は、皮膚のすぐ下にたまる皮下脂肪と、腸の周囲などにたまる内臓脂肪に大別されます。内臓脂肪が過剰に蓄積されると、脂肪細胞がつくりだすさまざまな物質が、血圧や血糖値などに悪影響を及ぼし、生活習慣病が起こりやすいことがわかっています。

メタボリックシンドロームは、過剰に蓄積した内臓脂肪が、血管や血糖、血清脂質、血圧に悪影響を及ぼしいる状態を指します。メタボリックシンドロームを放置すると、動脈硬化が促進され、心筋梗塞や脳血管障害の危険性が高まります。

そのため、メタボリックシンドロームと診断された場合には、生活習慣を改善して、肥満を解消し、内臓脂肪をへらすことがすすめられます。

肥満やメタボリックシンドロームの危険性は、大人だけの問題でなく、子供にとっても、肥満やメタボリックシンドロームは大きな問題になっています。肥満のある子供の数は、この30年間で2〜3倍に増加し、現在は小中学生の約10パーセントが肥満をしています。

厚生労働省研究班の調査研究によって、子供にもメタボリックシンドロームがみられることがわかってきました。

肥満やメタボリックシンドロームと診断された子供が、生活習慣を変えないまま大人になってしまうと将来、心筋梗塞や脳血管障害につながるなど、生涯の健康を左右する懸念があります。そういう意味で、子供のころから、正しい生活習慣を身につけて、肥満を解消することが大切になります。



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