食道の病気
逆流性食道炎とは、胃から食道へ胃液が逆流をおこし、食道にある粘膜に炎症が発生する病気で、逆流性食道炎になってよくあらわれてくるく症状が胸焼けです。胸焼けの症状は、胃液に含まれる胃酸が食道の粘膜の刺激が原因です。一般にみぞおちの辺周辺におこるもので、胸が焼けるような不快感をいいます。すっきりしないと感じる程度のこともあります。
口の中に酸っぱいような、苦いような胃液が込み上げてくるのが呑酸です。胃にいつまでも食べ物が残り、胃もたれの症状の人もいます。
胸焼けなどの症状が多く起こるのは、食事の後です。夜、寝ているときや、前かがみの姿勢になったときなど、腹圧がかかったとき発症することもあります。
逆流性食道炎で逆流がおこる仕組みとしてですが、普通、食べ物が食道を通るとき、食堂を取り巻く筋肉が収縮運動を行って、食べ物を胃の方向へと送り込んでいます。
下へ下へと送り込む、この食道の収縮運動が、食べ物や胃酸の逆流を防いでいます。さらに食道の下部には、逆流防止機構があります。
食道は、横隔膜にある食道裂孔といわれている孔を通って胃にいきます。この食道裂孔が、食道を締め付けることで、胃の内容物の逆流を防止しています。
食道と胃の間には、くびれた部分があり、これが食道に圧力をかけて、逆流を防止する弁として働きます。何重にもわって逆流を防止する仕組みがあるので、通常は胃液などが食道に逆流することはまずありません。
ただし、逆流性食道炎では、この仕組みがうまく機能せず、胃液が逆流をおこしてしまいます。
逆流性食道炎は、欧米では以前から多い病気で、日本では少ないと言われていましたが、高齢化・食事の欧米化・診断の進歩などにより、日本でも非常に多い病気であることが分かってきました。
この病気を予防するには、高脂肪で高たんぱくの欧米型から、伝統的な和食に戻す必要があります。胸やけの傾向の強い人は、過食をしたり、消化の良くないもの胃に残りやすいものに注意をすることが必要です。
食事をした後にはすぐに横にならないようにして、座って過ごすこと、寝たあとで症状が悪化をする人は上体を高くして休息するようにすると良いようです。
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