トップページストレスストレスと腸内細菌

ストレス

ストレスと腸内細菌

ストレスが腸内細菌に影響をあたえることがわかってきています。病気になったときはもちろんですが、日常的に何らかのストレスの影響下にあるとき、腸内ではビフィズス菌などの善玉菌が減少して、ウェルシュ菌などの悪玉菌が繁殖してしまいます。腸内フローラの悪化によっていろいろな症状がでてきます。

ストレスが、免疫系に与える影響を研究する、精神神経免疫学という分野があります。その研究によると、くよくよしていると病気になりやすいといったことでも免疫の研究からそれを証明することができるそうです。

別の研究では、ストレスを感じやすい人にある抗原を与えると、ストレスをあまり感じない人より免疫反応が弱かったという結果を得たそうです。つまり、同じ状況であっても、ストレスを感じやすい人のほうが病気に罹りやすいということになります。

人が自分の置かれた状況をどのように受け止めるかについて、その立場や年齢など、さまざまな条件によって異なってきます。ただ、その人にとってストレスがマイナスに働いている場合、そのまま放置をしておくと心身の病気としてとり返しのつかない状態になることも考えられます。

健康で元気に長生きをしていくためには、ストレスに対しては、適切な対処の仕方を身につける必要があります。


トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔