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心筋梗塞

心筋梗塞とストレス対策 A型タイプの人は注意が必要

心筋梗塞の発作は、仕事の変わり目や多忙期にあたる12月と3月、月曜日、午前中9時前後などに多く、ストレスや自律神経の緊張が発作を誘発することが指摘されています。

特にまじめで几帳面、負けず嫌い、猛烈に働く、攻撃的とった、A型パターンの人はストレスをためやすく、温和でマイペースなB型行動パターンの人に比べて、狭心症や心筋梗塞の発作を2倍もおこしやすいことが明らかになっています。

A型タイプの人は、自律神経の交感神経系の支配が強くなっています。交感神経は、闘争などに備えて血圧を高めたり、脈拍数を増やしたりして、身体の活動力を高める神経です。こうした状態が常に続いていると、心臓の負担が蓄積され、虚血性疾患の発作につながりやすくなります。あまりがんばりすぎず、普段から気持ちをリックスさせるよう心がけ、カラオケや旅行、趣味など、自分にあった方法で、ストレスを発散することが大切になります。

このほかに心臓に優しい生活を送るには、次のような点に気をつけるようにしましょう。

熱い風呂や、長湯は禁物です。熱いお湯や長風呂は心臓に負担をかけます。特に冬場は、急激な温度変化が血圧や脈拍の急変をもたらし、老人を中心に入浴中の突然死がおこりやすくなります。入浴は、ぬるめの湯で下半身だけつかる半身浴がおすすめです。

睡眠は十分にとるようにします。突然死した遺族と、急性心筋梗塞で救命された患者を対象とした調査では、ストレスと睡眠減少が重なったときに発作おこす危険度が高くなることがあきらかになっています。

体調をこまめにチェックする。普段から、体重や血圧をこまめに測る習慣をつけるようにしましょう。体調管理をに役立つとともに、自分の身体に関心をもつことで、食事や栄養療法や生活習慣の改善に対する取り組み方が変わってきます。



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