トップページ貧血鉄欠乏性貧血

貧血

鉄欠乏性貧血は日本人女性の10パーセントがかかっています。

さまざまな原因でおきる貧血の中で、鉄不足が原因で起きてしまう貧血が鉄欠乏性貧血です。



鉄欠乏貧血になると、一般的な貧血状態に加えて、爪や髪がもろくなるという特有の症状があらわれます。

鉄欠乏性貧血は、鉄の需要と供給のバランスの崩れが原因で起きてきます。



普通、鉄は体内では合成をされないので、食事からとる必要がありますが、食事からとる鉄のうち、体内に吸収されるのが、約1割です。

汗や尿や便からでていく鉄の量は、男性で1ミリグラム、女性で1〜2ミリグラムです。



吸収される鉄の量と、日々失われる量のバランスがとれていれば、貧血はおこりません。

バランスが崩れていたとしても、ヘモグロビンの原料として貯蔵鉄から鉄が供給されるので、貯蔵鉄があるときは、血液中の鉄の濃度は一定に保たれます。



貯蔵鉄を使っている間は貧血ではないですが、貧血予備軍であることは事実ですね。

貯蔵鉄もなくなると、赤血球の鉄の量が不足し、貧血がおこります。

これが鉄欠乏性貧血です。


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