トップページ動脈硬化動脈硬化(老化)の最大の敵は過酸化脂質

動脈硬化

動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞の土台をつくってしまいます。

そしてその動脈硬化には過酸化脂質が大きく影響します。


食事からとっている脂肪は体内に吸収をされると脂肪酸という単位に分解をされます。

脂肪酸は水素との結合によって2種類に分けられまして、一つは炭素がすべて水素と結合している飽和脂肪酸、もう一つは水素と一部結びついていない不飽和脂肪酸です。


不飽和脂肪酸のうち、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸は身体に必須の脂肪、そして体内で合成できないことから必須不飽和脂肪酸といいます。


不飽和脂肪酸は酸化されやすく、血管内で活性酸素と結合することで過酸化脂質になると、それから生じた活性酸素と共に血管の内膜を傷つけ、そこへコレステロールや中性脂肪がしみこんでいくので、血管の平滑筋が硬化し、繊維化して古いゴムホースのようになってしまいます。


人間の身体の各組織へ必要な酸素や栄養素を送り届けるのが血液の役割ですが、末端の組織へは髪の毛の10分の1ほどの細い毛細血管を通っていくわけで、そのためにはサラサラした状態でないとうまくいかないですよね。


ところが血液の中に過酸化脂質が増えてしまうと血液はドロドロした状態になって毛細血管を通りにくくなり、腸から吸収した栄養分や新鮮な酸素を末端まで送り込むことが出来ずに途中のバイパスをぬけて静脈へもどってしまいます。


そうなると、末端組織は栄養不良となって、免疫力や抵抗力が弱まってしまいます。


過酸化脂質が増えてドロドロ状態になり、血液が栄養や酸素の運搬と老廃物の回収という重要な役割ができなくなれば、その部分に老化現象が起こるのは当たり前です。


頭の皮膚や歯茎、眼、脳などには毛細血管が多く集まっています。顔の皮膚では肌のつやがなくなりシワが増え、老化色素が沈着してシミができてきます。


歯槽膿漏も同様で、歯茎の色がわるくなるばかりか、バイ菌に対する抵抗力や免疫力が弱まって、傷ついた場合には簡単に化膿をしてしまいます。


動脈硬化の温床になる過酸化脂質や活性酸素は最近ではがんの発生にも影響を及ぼしている言われ、その解明がすすめられています。


過酸化脂質を増やしてしまうような脂の摂りすぎをしている食生活には十分に注意をしたいものです。



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