トップページ高血圧高血圧の症状?

高血圧

高血圧症状になっている人は予備軍を含めて2000万人(日本では)と言われています。

高血圧は、メタボリックシンドロームなんて呼ばれるようになりましたが、脳梗塞や心筋梗塞へとつながる重要なファクターです。

高血圧症状について、その原因を探ってみたいと思います。


血圧と言うのは動脈の中の圧力です。つまり心臓から送り出された血液が血管壁にかかる圧力です。

この圧力によって、心臓から送り出される血液は滞りなく体内にめぐっていくわけです。


血圧の値は、心臓から送り出される血液量と抹消血管の抵抗によって決まります。


心拍量が多く、抹消血管の抵抗が高いほど血圧は上昇しますから、心臓が収縮して血液を送り出すときは一番高い状態でこれを最高血圧といいます。

逆に心臓が拡張して、静脈から血液をとりいれて次の収縮に備える時の圧力は一番低くこれを最小血圧といいます。


検診で図るあれですよね。


血圧は、加齢とともに上昇をして、乳児や小児では大人に比べてかなり低く、年をとると共に抹消血管の抵抗が高まるので、高齢者では高くなります。


血圧は一日の中でも、朝起きたときから上昇し始め、昼間の活動時は高いレベルを保ち、夜眠っている時は最も低いという具合に変動します。


また季節によってもその差がでていて、夏は低め、冬は高めという具合に変動します。


さらに、精神的、肉体的な緊張によっても一時的に変動します。

安静時は低く、緊張時は高い。例えば、排尿、排便、セックス、追い越し運転、走った時は、非常に高まります。


白衣高血圧も精神的な緊張で血圧が上昇することを示しています。


エネルギーを使うとそれだけ、細胞レベルでは酸素を要求しますから、身体全体としてはなんとか細胞に酸素を届けようとして血圧を上げてでも送ろうとするわけです。


なぜ血圧が上がるのかということを身体の仕組みを考えてその理由を探すことが大切になります。


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